M1 MacBook Proを1年ちょい使った感想

Mac OS

もう1年過ぎたんですか………

時の流れは速いですね、サンセットです。


今回はPCの世界に革命を起こした(※個人の感想)Apple社のM1チップ搭載Macintosh、それをメイン開発環境として1年ちょい使ってきたので、感想や購入を検討している人へのアドバイスなどを書いていきます。

ここだけ記事書き終えてから書いてるけど、購入直後とそんなに言ってること変わってないかも

早速本編行きますか。


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買いか買いじゃないか

とりあえず結論だけ見たい人はここだけ読んでください。

M1 Macは普通に買いです。

価格の割に性能は高めでバッテリー持ちは異常なくらい長い。
ノートPCとしての理想が詰まっています。

ただ、買う機種はしっかりと見極める必要があるので、ここではそれだけ紹介します。

M1 MacBook Air
→ とりあえずMacBookやmacOS環境がほしいならこれ。

M2 MacBook Air
→ ノッチの画面のMacBookやM2がほしいならこれ。性能が必要なければM1が良い。

M1 MacBook Pro
→ TouchBar狂信者以外特に買う必要はない。(特にお前)

M2 MacBook Pro
→ M1と同じ

M1 Pro,Max MacBook Pro
→ 性能を求めるならこれ。ただし、ライトな作業だとM1より遅くバッテリー持ちも悪いので注意。

Mac Mini
→ サーバー機や小型デスクトップとして優秀。安いので一番お得かも。

Mac Studio
→ 変態向け。普通は買わなくても良いけど必要なら買おう。

iMac
→ ありっちゃありだけど画面一体型買うならMiniでもいいかも。


といった感じに私は感じました。

買う人は自分の用途と相談したうえで適切なものを買ってください。

メモリは増設できないので最初からたくさん積んでおくんだぞ。

あとM1でWindowsは現実的じゃないからWindows環境が必要な人は買うなよ、絶対だぞ。

プログラミング用PCとして使える?

ここからは実際にプログラミングで使ってみてどうだったかを書いていきます。

結論から言うと普通に使えます。

VSCodeなどの主要なソフトはARMネイティブで動作するようになってきていますし、(わりと)優秀なRosetta2もあるので割となんとかなります。

Androidアプリの開発なんかはM1の方がビルドが高速でAndroidの開発なのにMacのほうが快適という謎展開になったりもします。


一つ注意点としては、CPUがARMなので、x86のソフトの実行にはRosetta2が入ります。

そのため、仮想化が必要なソフトや高度なことをするソフトだと、M1で動作しないことが多いので気をつけましょう。

特に仮想マシンは使えても動作が驚くほど遅いので実用的ではありません。

自分の開発するプラットフォームを確認したうえで購入を検討したほうが良いと思います。

Android、iOS、macOS、Webの開発であれば問題ないことを確認しているので参考までに。

どんな用途なら使える?

実際にM1を使って感じたままに箇条書きで書いていきます。
M1ではなくMacの特徴もありますが。

・プログラミング ○
・画像編集 ○
・動画編集 ○
・ネットサーフィン ○
・ゲーム △
・仮想マシン ✕
・Microsoft Office △

大体こんな感じです。

気になる用途とかあればコメントまで。

使っているソフトと感想

普段使っているソフトとそれに対する感想を書いていきます。

Google Chrome
→ 普通に安定して使えてる。言うことなし。

Android Studio
→ 普通に安定して使えてる。AVDがARM版の一部しか使えない点を除いては快適。

Visual Studio Code
→ 普通に安定。プラグインもしっかり動作していて快適に使える。

UTM
→ M1やiOS向け仮想マシン。これが一番安定しているが、たびたびクラッシュするし遅い。全部M1のせい

GIMP
→ たまにバグって落ちるけど比較的安定してる。最近ARM版が出た。

Inkscape
→ GIMPとおなじような感じ

Microsoft Office
→ 使えるけど微妙。Windowsで使え。

Windows動かせるって聞いたけど…

いますよね、広告の文字を深く読まずに思い込んでしまう人。

Parallels Deskt○pの広告でWindowsが使えると思った人も多いでしょう。

お答えしましょう。


Windowsは使おうと思えば使えるけど期待しないほうが良い。


理由は以下の通りです。

・広告で出てたのはARM版Windows11であって通常のWindows10や11ではない
・ARM版Windows11はx86用ソフトを実行できるが、仮想環境上で更にエミュレートという残念な環境になる
・x86のWindowsをUTMで動かすこともできるが、動作が重くあまり現実的ではない
・M1でWindowsを使うならWineの方がマシなケースが割と多い


いろいろやってみたいチャレンジャー以外M1でWindowsは考えないほうが良いです。

私は使ってますが。

まとめ

さてここまでいろいろ文句言ったりしてきましたがまとめると以下の通りです。

・買い
・プログラミングできる
・特殊な環境以外基本問題なし
・メジャーなソフト割と動く
・Windowsは諦めろ

ARMを高性能PCに持ち込むという新しいことを見事にやったAppleはすごいですが少し時代を先取りしすぎましたね。

あとはApple製品同士の連携はやはり良いです。iPadが欲しくなりました。

自分のやりたいことがM1でできるかよく調べた上で買えば快適なMacintosh生活が待っているはずです。


今回はこんなところで。
M1 Macについて聞きたいことなどあればお気軽にコメントどうぞ。


またネタがあれば書きたいとおもうのでそのときはなにとぞ!


それではまた次回〜

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