Synology DS220 Plusを導入したら最高だった

Linux

こんにちは、山田ハヤオです。

Fascodeの前身のSerene Teamを立ち上げて開発が始まったとき、開発に使うソースコードやアセットを自前で構築したFTPサーバに保存していました。

その時のサーバは余ってるPCにDebianと適当な1TBのHDDを入れただけの簡易的なもので、RAIDもバックアップもない最低限のものでした。

その後活動が大きくなるにつれて、山Dやサンセット、naokoさんの本格的なサーバに移行し、ハヤオのファイルサーバは役目を終えて読み取り専用になっていました。

そのサーバは自分のローカル用NASも兼ねてたのですが、先日ついにシステムが入ったHDDが寿命を迎えて起動しなくなってしまいました 。

データは全てバックアップしていたので問題ないのですが、せっかくなのでちゃんとしたNASを用意することにしました。

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Synologyにした理由

近所に中古PC屋があり、そのお店の店主に勧められたからです。

その店主は深夜アニメを全てNASに録画してる、所謂「録画ガチ勢」です。

NASの管理画面を見せてもらい、一目惚れしてしまいました。(後ほどお見せします)

ルーターやラズパイの即席NASで、複雑な設定ができなかったり、設定や維持が面倒だった問題が全て解消されました。

購入したNASとHDD

購入したのはガイドブック付きのSynology DS220+です。

家庭/小規模オフィス向けでモデルとしては真ん中のものです。

Amazonで43000円でした。

壊れてしまったHDDはSeaGateの1TBのHDDでした(海門はまじで壊れやすい。)

なので、今回はWD REDの4TB x3を採用し、RAIDを構成していきます。

あまりにも簡単すぎたNASのセットアップ

開封

届いたのでさっさと開封していきます。

箱には本体とケーブル、説明書と追加の日本語ガイドブックが入っていました。

ケーブルは LANケーブル x2とACアダプタが入っていました。

画像

組み立て

Synology DS220+にはHDDは入っていないので、WD REDをNASに入れていきます。

(写真はもうセットアップ終わったあとです…写真撮り忘れた)

といっても、カバーを開けてスロットに取り付けるだけです。

ドライバやネジは一切なく、全て手でくっつけるだけです。簡単すぎる。

カバーさえも手でスポッと外せます。

OSのインストール

HDDをセットしたらNASをLANにつなげて電源を入れます。

しばらくすると起動するんですが、ディスプレイ出力がないのでローカルIPアドレスがわかりません。

ガイドブックを読んだら、「find.synology.com」にアクセスするそうです。

このウェブサイトはローカルのNASを検索してローカルIPを教えてくれます。まじどんな仕組みだよ…

そのまま「接続」ボタンを押せばセットアップに入れます。

セットアップでは利用規約に同意した後、ブラウザでポチポチやっていたらすぐ終わりました。

接続したHDDはフォーマットされるようです。新品にしといてよかった。

ストレージの設定

ストレージの設定はストレージマネージャーから行います。

初期設定当時はHDDが1台しかなかったのですが、とりあえず柔軟性の高いSHR方式にしました。

SHRはSynology Hybrid RAIDの略で、独自のアルゴリズムを使って容量と安全性をいい感じに柔軟に確保してくれるやつだそうです(語彙)

RAID初心者はこっち、とガイドブックにあったのでおとなしく従いました。

管理画面すごすぎた

トップ画面

管理画面へは「https://<Ipアドレス>:5001」でアクセスします。

これブラウザの管理画面です。まじOS。やばい。

コントロールパネル

コントロールパネルも完全にmacOSやUnity、Xfceを思い出させるデザインです。

パッケージ

アプリストア的な「パッケージセンター」というものがあり、色々なサーバーアプリをワンクリックでインストールできます。

本当にお前ファイルサーバーか??ガチのサーバーだろお前。

インストールされたアプリ一覧

画面左上にあったボタンをおして見ると、全てのインストールされたアプリが出てきます。

完全にmacOSのLaunchPadですありがとうございました。

ここから各アプリケーションの設定を行えます。File StationアプリではブラウザでNASの中身を覗けます。

設定をする

ユーザーとグループ

セキュリティを考えればまっさきに設定するべき項目です。

デフォルトのユーザーを無効化し、自分の管理者アカウントに2段階認証を設定しました。

DDNS

DDNSはめっちゃ簡単に設定できます。cronとかいじってたのがアホらしい。

DDNSのサービスを選択して認証情報を入れるだけ。

サービスが一覧に無い場合は自分でサービスを1から設定することもできます。

固定IP

サーバーなので固定IPは必須です。これもGUIでぽちぽち。

SSHの設定

Telnetを無効化、SSHのポートを変更しました。

スマホアプリを使ってみる

スマホから「DS Photos」や「DS Music」を利用して写真、音楽にアクセスできます。

ちゃんとそれぞれの機能に特化したアプリで使い勝手は良いです。Google Photoの代替に使える。

他にも「DS File」というのがあって、これはシンプルにファイルマネージャーです。全てのファイルにそのままアクセスできます。

他にも「DS Video」があるらしいですが、まだ使えていません。

下のスクショは写真アプリ。自動バックアップもあって良さげ。

画像

もちろん、スマホでバックアップした写真にウェブ管理画面からアクセスすることもできます。

これを使えばスマホの写真や動画をほぼ全てNASに移せるので、スマホの容量も余裕ができます。

おまけ

SSHしたらBash 4.4が入っていたのでneofetchを実行してみた。

終わりに

まだ全部の機能を使えていないですが、非常に触ってて楽しいです。

PHPサーバやPythonで色々遊んだり、VPNを導入したりもしてみたいと思っています。

特にスマホのストレージにかなり余裕ができます。みんなもSynologyのNASを買おう!

そして空いた容量でブルアカを入れよう!

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この記事はSynologyさんからもYostarさんからも1円ももらっていません。

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