皆さんこんにちはFascodeNetworkのブログスケジュール管理を行っているなおこです。
今回はLinuxでも使用可能な製品を製造、販売しているTP-LinkのUSB WIFIアダプタを購入して使ってみたのでその様子をブログにしたいと思います。
Windowsに比べるとLinux対応しているUSB WIFIアダプタは少ないので今回紹介するUSB WIFIアダプタはLinuxユーザーにおすすめです。
今回使うPCスペックや実行環境
- OS : Alter Linux(実質Arch Linux)とWindows10Proデュアルブート
- MB : B450M Steel Legend
- CPU : AMD Ryzen 5 5600x
- GPU : NVIDIA GTX 960
- RAM : 32GB
- HDD : 4TB
- SSD : 256GB m.2 (2022/9/15以降のブログには搭載)
上記のパソコンとノートパソコンの2台をに購入したUSB WIFI アダプタを接続して使って感じたことや使い勝手をレビューしていきます。
TP-Linkとは
TP-Linkは中華人民共和国深圳に本社があるSOHOやSMB向けのネットワーク機器、それだけではなく無線LAN機器やBluetooth 機器も製造しており公式サイト上ではユーザー数数十億人と書かれており、最近では日本の家電量販店などでも見かけるメーカーですね。
通常Linuxに対応しているかどうか明記してくれないメーカーがほとんどですが、TP-Linkの製品ではLinuxに対応しているかどうかを明記してくれていることが多くLinuxユーザーにもかなり優しいです。
以前FascodeNetwork BlogでTP-Linkの製品であるBluetooth製品をレビューしたこともあるのでもしよろしければそちらもご覧いただけると幸いです。
TP-Linkの公式ウェブサイト
TP-Link のWikipedia
TP-Link TL-WN725とは
TP-Linkについて紹介したので次に今回の本題USB WiFi アダプタ【TL-WN725】のスペックや製品詳細をまとめたいと思います。
ハードウェアインターフェイス | USB 2.0 |
対応OS | Linux,、Windows 、Mac |
サイズ (長さx幅x高さ) | 19 x 15 x 7 mm |
重さ | 1.98 g |
最大通信速度 | 150 Mbps |
周波数帯 | 2.4 Ghz |
技適番号 | 201-150339 |
ワイヤレスタイプ | 802.11b |
ワイヤレスセキュリティ | 64/128 WEP、WPA/WPA2、WPA-PSK/WPA2-PSK (TKIP/AES)、IEEE 802.1X |
Amazon価格 | 799 円(2022-09-09時点) |
スペックは上記となっており、しっかりと技適があるので安心して日本でも使用することができます。
ちょっぴり残念な点があるとすれば周波数帯が2.4Ghzのみ対応な点、最初に発売された時期が2016年なので仕方ないのかもしれません。
ちなみに注文して届いた商品はケースに入れたCDやDVDを数枚重ねたときのサイズ感で透明なフィルムで囲まれております。
箱の底面にはシリアルナンバーやバーコード、製品のバージョンなどが記載されています。
製品のバージョンはインターネットからドライバーをダウンロードするときに必要になってきますので箱を捨てないほうがいいですね
TP-Link TL-WN725の製品ページ
TP-Link TL-WN725のドライバーダウンロードページ
TP-Link TL-WN725を開封していく
TP-Link TL-WN725について軽く解説したので次に開封して見たいと思います。
透明なフィルムをカッターや力技で外して箱の上部または底面の隙間から開封していきます。
開封すると本体の他にWindows向けのマニュアルとクイックスタートガイド、ドライバーディスクやサポート先が書かれた紙が同封されています。(まあLinuxで使用する際はいらない代物ですね)
本体のサイズ感は10円サイズより小さく厚さUSB端子より少し大きいかなといった感じものすごく小型ですね
TP-Link TL-WN725を使ってみる
次にパソコンに接続して使ってみたいと思います。メインPCの写真は撮影し忘れたのでAlterLinuxをインストールしたノートパソコンで使用した際に写真で紹介したいと思います。
パソコンに接続すると緑色のLEDが点滅します。
TP-Link TL-WN725はREALTEK RTL8188EUSというチップセットが使われているようです。
最新のAlterLinuxでは接続するだけで使用できるのですがβ時代のAlterLinuxを使用している関係でドライバーを別途インストールする必要がありました。
Linuxのドライバーについて型番とLinuxで調べていたところ下記のブログで詳しくまとめられていました。
ベータ時代のAlterLinuxは8188eu-dkmsというAURパッケージをyay コマンドでインストールしました。
実際に使用する際は上部または下部のバーから無線マークをクリックしAvailable networksから接続したいWIFIのSSIDをクリックすることでかんたんに接続することができます。
ブラウジングや動画視聴など一般的な使い方であれば問題なく使えると思います。
流石にfpsなどを有線接続でバリバリやっている方からすれば使い物にならないレベルですが、
TP-Link TL-WN725を使うメリットやデメリット
数ヶ月TP-Link TL-WN725というUSB WIFIアダプタを購入し使って感じたメリットやデメリットをまとめたいと思います。
メリット
- macやWindows、 Linuxで使える
- 一般的なUSBメモリより小さく小型
- 2gを切る軽さ
- 1000円でお釣りがでる激安価格
デメリット
- 2.4Ghzにしか対応していない
- 最大150Mbpsしかでない
Linuxで使えるUSB WIFIアダプタは未だに少ないのでLinuxが対応しているだけでLinuxユーザーであれば購入する価値があるデバイスだと思います。
2.4Ghzにしか対応していない点や最大速度が150Mbpsしか対応してない点は今の時代すこし物足りないこともありますが799円という価格を考えれば妥当だと思います。
最後に
今回はLinuxで使えるUSB WiFiアダプタを購入し使ってみたよかったので紹介してみました。
以前よりはマシですが未だLinuxでは相性問題が多く存在しているためユーザーからすればLinuxで使えるというだけでもかなり価値があると思います。
今後もLinuxで使える周辺機器を見つけたらブログにしていきたいと思います。
それでは次担当のブログでお会いしましょう!
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