お久しぶりです.ヤンです.今回は「手書きノートアプリ Flexcil」をご紹介します.
Flexcil とは
Flexcil ノート&PDFリーダー は電子ノートの作成,PDF文書への注釈編集ができるアプリです.
電子ノートアプリと言えば GoodNotes5 や Noteshelf を思い浮かべる方が多数かと思われます.それらが電子ノート界の二大巨頭でありますが,Flexcil を使うメリットは何でしょうか.これから紹介していきます.
Flexcil の外観
トップページです.ここではノート/PDFファイルの選択を行います.新規にノートを作成することはもちろん,フォルダの作成,PDFファイルのインポート,さらにはクラウドストレージとの紐付けが可能です. Dropbox, Google Drive, Onedrive などメジャーどころのサービスは押さえています.それに加えて自前の WebDAV サーバにアクセスも可能な模様です.
ページの色・罫線の種類はノート単位で設定できます. これは羊皮紙風の色合いでA7の単罫線設定です.
また,ペンの色・太さ・種類は下部のフローティングメニューから自在に選択できます.黒の0.7pxで画像のような具合になります.(A7設定だともう少し太い方がいいかもしれません.)
PDF への書き込みは右のようになります.自動でページの端と画面の端をフィットしてくれて非常に便利です.
Flexcil を使うメリット
お待たせいたしました.これから競合アプリと比較して Flexcil が優れている点を紹介します.
- PDF ファイルの注釈機能が強力
画面上で自在に動かせるフローティングメニューにペンの切り替えボタンが集約されているので,画面いっぱいに PDF 文書を表示できます.また,ペンの太さを0.1px単位で設定できたり,破線の描画もワンタッチで可能な点も強力です. - 基本無料である + 試用期間がある
競合アプリは最初から有料だったり,無料ではノートが3冊しか作成できなかったりします.それに対し,Flexcil は試用期間にフル機能が体験できるので,購入前に熟考することができます. - Flattened 出力が簡単
Flattened 出力とは手書きの注釈内容を元の PDF に統合する,つまり塗り潰しをした下が見えなくなるように出力することです.方法はノートを選択して Share ボタンを押すだけです.簡単ですね!
あとがき
電子ノートアプリは高品質な有料アプリが多数存在し,どれを選べばよいか迷ってしまいがちです.ぜひ Flexcil を試してみませんか?
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