こんにちはときえのきです。
今回は、私が成人した2022年4月1日にアコム、プロミス、その他の金融機関から30万円を借り入れようとして無事全落ちした話をします。
19歳だが成人
私の誕生日は4月でもなんでもなく、実年齢は現在も19歳です。
まだ20歳になっていませんが、法改正により成人したのでこの年齢から合法的にお金の契約が出来るようになりました。当然親の許可も不要!
という訳で早速初日の朝四時くらいですかね。各種金融のホームページで虚偽なく19歳として申し込みをしました。
ちなみに審査に落ちた理由は年齢ではないはずです。初日からしっかり、金融のホームページで20歳以上だった部分の表記が18歳以上に変わっていました。
金融機関から見た私の立ち位置
という訳で、ここからが本題になります。
私は現在完全なる自営業者で、アルバイトについては去年の10月末で辞めています。
そして2021年の私の収入は、アルバイト73万と自営業45万の合計118万円でした。ちなみにここから30万円くらい経費で申告していたので103万円ルールは達成しています。
という訳で私が去年稼いだ合計金額は約90万円ということになりますが、なんとこの複雑なお金事情が審査に影響を与えてしまったのです。
要は浮浪者
現在19歳の人間が人からお金を借りるときは、自分の収入を証明できる書類の提出が必要になっています。
やめたバイト先の給与明細を見せても今そのお金が来ることはないので、とりあえず私は給与明細と確定申告書をセットで送ったんですね。
最初はプロミスの方に審査をお願いしていたのですが、受付から約2時間後に自分の番号に電話がかかってきました。
金融機関って凄いですね。担当の個人名で、いかにも知人のような感じで電話をかけてくるので申し込みした当事者じゃない限り、この電話が金融機関ってすぐにわかることはないと思います。
そして電話を受け取って簡単な本人確認を済ませた後、プロミスのお姉さんにこう言われました。
「バイトは去年辞めているので現在の収入としてカウントできない」
「自営業については所得が0円なので、収入としてカウントできない」
上については言い分がわかります。下についてはマジかよって思ったので、軽く聞いておきました。
先ほども言ったように私は自営業単体で収入が45万円ほどあり、経費で30万円ほど申告しています。
そして年収103万円ルールを守っているって言いましたよね。
これってつまり、自営業だけが使える青色申告特別控除というものを、フルに使って年収を0にしているということなんです。
自営業が金融機関で審査をする場合、経費は当然のことそれ以外に基礎控除45万円と青色申告特別控除65万円を引いた上での金額を、所得として審査するらしいのです。
つまり年収103万円未満の自営業者は、それだけで金融機関の審査には全落ちとの事でした。
つまり実質年収0円!
ちなみに青色申告特別控除65万円というのは、実は拒否することもできます。
しかしこの控除を使わない場合、年収が103万円未満でも65万円の5%、つまり32500円の所得税を払う必要があり親の扶養からも外れます。場合によっては、住民税や国民健康保険料で年間10~20万円の損が出ます。
そして金融機関から借りれる最大金額は年間所得の30%までと法律で決まっているので、自営業で30万円を借りたい場合は年収193万円以上になるか、年収103万なら控除を使わずに税金で10~20万円支払うかの二択を選ぶ事になります。
これではあまりにもコスパが悪いので、色々とやりたい事業があったりフーデリで原付を使いたかったのですが、一旦諦めてしまいました。トホホ
ちなみにプロミス以外は何も言わず無言で勝手に審査落ちにしたり、そもそも法改正しても20歳未満は受け付けない会社だったりしました。
最後に
自営業、バイトの100倍楽しいけどバイトの100倍信用なさすぎやろ(ぶっちゃけバイト時代も行く気ないからって時々飛んでました…!だから自営業もバイトも信用は同じくらいだと思ってたのに!)
コメント