ノート PC が必要な理由 ~タブレットだけではダメ~

メモ

お久しぶりです.です.今回は「ノート PC を持つべき」というお話をします.

近年ではスマホの大画面化やタブレット端末の高性能化でノート PC は不要だと考えられがちです.しかし,ノート PC は現代においても必要不可欠なものであります.今回はその理由について紹介していきます.

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ノート PC 特有のメリット

ノート PC ならではのメリットを紹介します.

  1. 物理キーボードが標準で付いている
    文字を大量にタイプするのに物理キーボードは必須です.ノート PC では ThinkPad シリーズのような良質な物理キーボードを選ぶことができます.
  2. ディスプレイがスマホ・タブレットよりも大きい
    モバイルノートでも 13.3 インチが主流で,大型になると 17.3 インチまで流通しています.その一方,iPad シリーズは最大でも 12.9 インチです.画面サイズと一画面の情報量には深いかかわりがあるため,大量の情報をあらゆる場所で受け取るのにノート PC はいいデバイスであります.
  3. Windows が動く
    これは言うまでもありません. PC ゲームの多くは今でも Windows でしか動きません.他にも, PLC エミュレータやマルチメディア系のアプリなどがあります.
  4. ポータブルである
    外出先でも完全な PC がネットワークに接続されていない場合でも動くのは大きなメリットです.タブレットを使い高性能なデスクトップ PC をリモートで動かすのも一つの手ですが,インターネット回線が必須で多少の遅延があり,タブレットの利点である「良質なレスポンス・高い電力効率」が無駄になってしまいます.

タブレットの利点を考える

ここで,近年ノート PC と引き合いに出されるタブレット端末と比べるにあたって,「タブレットは何を目的としているのか」について考えます.

結論としては,「情報のインプットに最適な端末」であります.

タブレットはスマートフォンと共通の基盤を用いることが一般的で,iPhone で動くアプリが iPad でも容易に動作することはよく知られています.

タッチ操作で直感的に操作できるスマートフォンを大きくしたものがタブレットです.次から次へとスクロールしていけば新しい情報を入手できる,それは情報のインプットに最適なものになります.

一方,情報のアウトプットはどうでしょうか?キーボードが無いと素早い入力はできません.さらに,専門分野では Windows でしか動作しないソフトウェアが必要になったりします.

タブレットとキーボードで物書きをしているような例は確かに存在しますが,より発展的なことを行いたいのであれば,タブレットでは役不足感が否めません.

敢えてノート PC を選択するに値する価値

次に検討することは,「性能が高いデスクトップ型ではなく,わざわざ高価なノート型を選択しなければいけないのはなぜか?」になると思います.

これは,「意外と持ち運びが必要なケースが多い」こと,「軽作業における性能の飽和」があります.

取り回しがいいことは素晴しいです.例えば自宅でも,職場でも,外出先でも全て同じ環境で作業ができたら,きっと作業環境の不満を解決するのは1回で済んでしまい.以後同じ問題に対して延々と取り組む必要はないでしょう.これは近年流行りの BYOD の考えにも繋ります.

もう一つの要因である「性能の飽和」は,ワープロソフトや表計算ソフトをストレスなく使う程度の用途であれば,大抵のマシンでこなせてしまうようになったということです.

昔よりもずっと高速になり,重たい作業をさせなければ高性能なデスクトップマシンと大差ないレベルまで進化しました.

まとめ

何かを生み出す,そのための調査を手軽に行うためにも,現代社会にノート PC は必要です.もしあなたが物を消費するばかりではなく,新しいものを作ってみたいならば,手始めにノート PC を購入してみませんか?

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