子供向け2000円PC!IchigoJamって何?!

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おはようございます。寝起きで記事を執筆しています、Hiroです。
全然関係ない話なんですが、個人的に開発しているソフトが意外と伸びていて嬉しいながらも少しビビっていますw
まともな開発を初めてしてみて改めて「Fascodeの皆さんはすごいなぁ」と感じている今日このごろです。

そろそろ本題に入りましょう・・。入りたくて仕方がないのです。

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IchigoJam?ナニソレオイシイノ?

いや美味しくはないですよ。流石に。食べたことはないですが、おそらくエレクトリックな味がするのでしょう(適当)でもある意味美味しいかもしれません。

IchigoJamというのは、いわゆる「マイコン」に分類されるちっちゃなコンピューターです。

IchigoJam S – IchigoJam 公式サイトより

「コンピューター」と呼ぶくらいなので、もちろんOSも搭載しています。通常版のIchigoJamは”IchigoJam BASIC”を搭載していて、BASIC言語を使うことが出来ます。もしかしたら「BASICを昔使っていた・・・」という方もいるかも知れません。そのような方はもちろん、初めてプログラミングをする小学生くらいの子供でもわかりやすい、シンプルな言語となっています。ただ、使い方によってはなかなかマニアックな事もできたりします。そこは後の節で解説していきます👀

この記事を書くにあたってIchigoJamについて調べていたら、いくつか驚きのことが・・・。僕自身、小学6年生のときにお小遣いでIchigoJamを買ったのですが、そのときは「IchigoJam T」が最新でした(買ったのはIchigoJam Uでしたが)。角が丸くなって少し可愛らしいなあと思ったのを覚えています。
少し調べてみると「IchigoJam S」の文字が。IchigoJam Tの進化版だったようです。まあ4年も立ってればそりゃなぁと思ったのですが、まだありました。IchigoJamのお友達が。それが、IchigoJam Rです。名前からして速そうですよね。

IchigoJam R – PCN様通販サイトより

それが、速いんですよ。そして、できることも増えています。ただ、まだβ版ということなので詳細に関しては触れず、これ以降の記事ではIchigoJam Sについて書いていこうと思います。気になる方は下のリンクからご覧くださいませ👀

【β版】IchigoJam 組み立て済完成品 R – PCN様 通販サイト
IchigoJam BASIC 1.5β1、USBキーボード対応 RISC-V版 IchigoJam Rβ 出荷スタート! – 福野泰介様 ブログ「福野泰介の一日一創」
こども達と楽しくプログラミングしよう!USBキーボードに対応した新「IchigoJam R」で、HHKB墨とのコラボ決定!Happy Hacking with KIDS! – yrm様ブログ「about yrm」

IchigoJamを始めよう!必要なものは?

「バターナイフはいりますか」 – いいえ、いりません。必要なのはRCAジャックのついたテレビやモニターとPS/2キーボード、USB電源アダプタとUSBケーブルだけです。(IchigoJam RではUSBキーボードにも対応しています)

「え、意外と多いな」と思ったそこのあなた。そうです。あなたです。一つずつ集めるの大変ですよね。実は、必要なものが一つになった物があるんです。

Amazon.co.jpより

それが「IchigoJam S スターターフルセット」です!本体、キーボード、モニター等必要なものが全て入っています!「どれを買えば良いのかわからない・・・」という方はこれを買えば間違いなしです!

「自分でいろいろ揃えたいけどどれにすれば良いのかなぁ」という方もいることでしょう。そんな方は、「イチゴジャムレシピ」というIchigoJamに関してまとめている情報サイトを見てみることをおすすめします。このサイトではIchigoJamやその周辺機器に関して詳しく、わかりやすくまとめているのでぜひ読んでみてください。

こどもパソコン IchigoJam 情報サイト 「イチゴジャムレシピ」
他に必要なもの – イチゴジャムレシピ

IchigoJamで出来ること

IchigoJamは何が出来るのかって?意外と何でも出来ます。円周率を計算したり、フィボナッチ数列で遊んでみたり。それこそ、ゲームを作ったりも出来ます。

IchigoJamで扱える1つのプログラムの最大サイズは1024Bまでとなっています。結構小さいと感じるかもしれませんが、工夫次第では豪華なプログラムを作ったり出来ます。また、プログラムの中で他のプログラムを呼び出すことが出来ます。RAMの内容はそのまま引き継がれるので見かけとしては大きなプログラムとして扱うことが出来たりもします。

IchigoJamはプログラミングはもちろん、電子工作にも向いています。I2C通信にも対応していますし、アナログ入力、デジタル入出力、PWMに対応しています。そのため、初めて電子工作をするけど、「コンピューターで制御したりしてみたい」という方にもおすすめできます。

実はIchigoJam本体にもLEDが1つついています。実際にそのLEDをチカチカさせる、いわゆる「Lチカ」プログラムを見てみましょう。

10 LED 1
20 WAIT 60
30 LED 0
40 GOTO 10

実際にIchigoJamで動かすと本体左下のLEDがチカチカするはずです。これはIchigoJamにおける「Hello, world!」のようなものです。IchigoJamを触ったことのある方なら一度は通った道でしょう。(多分)

I2C通信ができるので、液晶モジュールを制御して文字を表示したりすることも出来ます。僕が昔やったことがあるのは、温度/湿度計です。センサーからデータを取得して、液晶に表示する。シンプルですが、小学6年生の僕には難しい内容でした笑 「え?アドレス?しきい値?は?」ってなりながらなんとか頑張りました…。でもそれがあったことでプログラミングをするようになったのでIchigoJamは素晴らしいものなのかもしれませんね。

BASICに飽きた?じゃあ機械語に挑戦だ?!

IchigoJamはARMベースのICを使用しています(NXP社製のLPC1114シリーズ)。そのため、アセンブラを使うことだって出来ます(正確にはアセンブラではなくアセンブリ言語を機械語に翻訳したものですが)。流石に細かく触れると説明しきれないのでここは先人の知恵に頼ります・・・。

はじめてのマシン語 – IchigoJamではじめるArmマシン語その1 – 福野泰介様 ブログ「福野泰介の一日一創」

上のページからマシン語に関する連載記事へと飛べるので、一通り読めればあなたもマスター出来るかも?!ちなみに僕は頭が足りませんでした()

今現在いろいろなところで公開されているIchigoJamのゲームなどでは、マシン語を使ってプログラムの実行速度を大幅に高速化しているものが数多く存在します。その多くは小学生や中学生の手によって作られているというのだから恐ろしい話です…。神童ですね。尊敬します。

また、先程少し話題に出した「IchigoJam R」ではRISC-Vに対応しているということなので、また少し仕様が変わってくるようです。かなり動作速度が速いそうなので、マシン語の実行速度も速くなっているそうです…!

IchigoJamを自作してみよう

IchigoJamは回路図、基盤の設計ともにオープンデータとして無料で公開されています。また、そこまで複雑な回路では無いので少し電子工作ができれば自作することだってできちゃいます。ある意味これも自作PCですね。基板から作ってみるもよし、ガーバーデータから基板を注文して自分で組み立てるもよし。

IchigoJam T基板の画像 – IchigoJam公式サイトより

ほとんどどのパーツがDIPタイプなので、初めての電子工作にもぴったりです!(ICであるLPC1114FDH28は表面実装となっているので、大人の方やなれている方に実装してもらうことをおすすめします。また、はんだペーストなどをつかうときれいかつ簡単に実装することが出来ます)

ユニバーサル基板を使った作例もたくさんあるので、秋葉原へ行って秋月電子とかでパーツを揃え、自宅で組み立てる!みたいな楽しみ方も出来ます。秋葉原自体が楽しい街になっているので、一石二鳥ですね~!おすすめです。
公式サイト内にあるダウンロードページの下の方にガーバーデータのダウンロードリンクがあります。

ダウンロード – IchigoJam 公式サイト
IchigoJam の組み立て – イチゴジャムレシピ

IchigoJamの保存容量が足りない!

IchigoJamには4つのプログラムを保存できます。でも、「4つじゃ足りないよおおお!」という方が多いと思います。実際、そのうち足りなくなります。そんな方におすすめするのが「EEPROM」です!これはUSBメモリのIchigoJam版といったところでしょうか。これに関してはAmazonや秋月電子などで簡単に手に入れることができます。

「福野泰介の一日一創」より引用

上の画像のものは実際に開発者の福野様が制作したものになっています。簡単な回路なので、こちらも作ることが出来ます。

EEPROM 回路図 – イチゴジャムレシピより引用

ただし、IchigoJamが対応しているICの種類には一部制限があるので、ICを選ぶ際は型番をしっかりと確認してから購入するようにしましょう。

外部記憶装置とROMカセットに対応!こどもパソコンIchigoJam – 福野泰介様 ブログ「福野泰介の一日一創」
外部記憶装置 EEPROM – イチゴジャムレシピ

イチゴジャムレシピでは対応状況や注意点などがわかりやすくまとめられているので是非目を通してみてください!

カラーで映像出力したりしたいなぁ

IchigoJamは、単体だとモノクロの映像しか出せません。でも、カラー映像を使ったゲームを作りたいときもありますよね。そんなときは「PanCake」を使いましょう!

PanCake 公式サイトより引用

これはIchigoJamに対応したマルチメディアボードで、カラー映像と音声を扱うことが出来ます。たくさんのスプライトや音源が用意されています。また、これの制御はシリアル通信を使っているため「PRINT」コマンドを使うことで簡単に操作することが出来ます。こちらもIchigoJamと同様に2200円(税込)で購入出来ます。

PanCake 公式サイト
PanCake 組み立て済完成品 – PCN様 通販サイト

あと、IchigoJamとPanCakeを一緒に使う際はIchigoJamの上にPanCakeが乗っかる形となります。だからといって「ジャムの上にパンケーキ乗せるなよ笑」と言うのは無しです()

え、何?IchigoJamはインターネットにはつながらないのかって・・・?繋がりますとも。こちらも専用の拡張ボードが存在します。それがこちらの「MixJuice」です!

MixJuice 公式サイトより引用

これはIchigoJam向けのネットワーク拡張ボードになっています。こちらは少しお高めの2750円(税込)となりますが、これをIchigoJamに挿せば、対応しているサービスにプログラムを投稿したり、ダウンロードしたりすることが出来ます。また、HTTPS通信でデータのやり取りをして家電などをIoT化することもできちゃったりします。最先端の技術に触れることが出来る素晴らしい拡張ボードです。こちらも制御にはシリアル通信を使っているため、「PRINT」コマンドだけで制御することができちゃいます。

MixJuice 公式サイト
MixJuice 組み立て済み完成品 – PCN様通販

プログラム共有サイト「Kidspod;」

「IchigoJamのプログラムを他の人に見てもらいたい!他の人のものを見てみたい!」という方のために、Kidspod;というサービスがあります。こちらのサイトでは自分が作ったプログラムを投稿したり、他の人が作ったものを見て、実際に自分のIchigoJamで動かしたりすることが出来ます。

また、先ほど紹介したMixJuiceを使うことでプログラムを直接アップロードしたりダウンロードすることも出来ます。詳しくはKidspod;内の「MixJuiceでKidspod;と通信しよう!」をご覧ください。

開発者の方について

このIchigoJamという素晴らしいモノを作り上げた、福野泰介様は株式会社jig.jpの取締役会長を務められています。IchigoJamを通じて子どもたちにプログラミングやものづくりの楽しさを伝えつつ福井県鯖江市の活性化にも貢献されているお方です。

今回の記事の執筆に当たり、突然のお願いにも関わらず顔写真やブログ記事の使用を快諾してくださりました。心から感謝しています。本当にありがとうございます。

最後に

僕がプログラミングに手を出したきっかけはIchigoJamです。国野 亘さん著の「1行リターンですぐ動く!BASIC I/Oコンピュータ IchigoJam入門」を偶然ツタヤで見つけて、興味のまま買いました。そこには今までに見たことのない言葉やモノが載っていてとても興味を惹かれたのを覚えています。そこから数日立った頃、IchigoJamを買って実際に遊び初めました。その後、Raspberry Pi3を買ってPythonを学び始めました。
IchigoJamがなければ絶対にプログラミングを始めてなかったでしょうし、今の自分もありません。自分の経験からも、プログラミングの最初の一歩としては「IchigoJam」をおすすめします。

長ったらしい記事になっちゃいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます!読みにくい部分もあったと思いますが少しでも楽しんでいただけていれば幸いです。好きなこととなるといっぱい書きたくなっちゃうんですよね笑 それでは、次回以降もお楽しみに!

今回は最近花粉症で苦しんでいるHiroがお送りしました~!

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