Linuxでゲームを動かそう ~Lutrisで原神を動かした話~

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皆さんお久しぶりです, カノンです。
前回私が書いた記事はLinuxでマイクラ影modを動かす方法についてでしたが,
皆さん他にも遊びたいゲーム, 沢山ありますよね?
そんなゲームで遊びたいLinuxユーザーの悩みを解決するべく, 今回は私が実際にLinuxでとあるWindows向けのゲームを動かした話を紹介したいと思います。

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インストールするゲームと使用する環境

今回は大人気のオープンワールドアクションRPGである「原神」をインストールして遊べるようにするのが目標です。

ここまで動かすことが目標。決して合成なんかじゃありませんよ?

先程の画像でNeofetchが表示されていると思いますが, 今回使用するマシンの構成はこのようになっています。

前回のブログと同じマシンにPop!_OSを導入しております

Linuxへのゲームのインストールには「Lutris」というソフトウェアを使用します(これを使うことで導入がかなり楽になります)
Lutris – Open Gaming Platform
Lutrisは原神以外にも様々なゲームに対応しているので, 「遊びたいゲームがあるんだけど, Linux向けのは無くてWindowsでしか動かないんだよなぁ」という際にはLutrisを使ってみるといいかもしれません。

注意

この方法は2021年3月3日時点では有効ですが, 今後ゲーム本体のアップデートやLutrisのメンテナンス終了などにより,同じ方法では遊ぶことが出来なくなる可能性があります。

また, 今回私がLinux上で遊んだ際は特に何も起きませんでしたが, 本来推奨されている環境での動作では無いため, アンチチートプロテクトやコピーガードプロテクト等によってアカウントのBANなどの可能性があるため, 導入は自己責任でお願いします。警告はしたからな!!

Lutrisのインストール

まずは先程紹介したLutrisをインストールしていきます。

・Ubuntu系

sudo add-apt-repository ppa:lutris-team/lutris
sudo apt update
sudo apt install lutris

ちなみにPop!_OSは標準のGUIパッケージ管理ソフトであるPop!_Shopからインストールが可能です。

・Debian系

echo "deb http://download.opensuse.org/repositories/home:/strycore/Debian_10/ ./" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/lutris.list
wget -q https://download.opensuse.org/repositories/home:/strycore/Debian_10/Release.key -O- | sudo apt-key add -
apt update
apt install lutris

DebianはopenSUSEビルドサービスと互換性があるので, PPAの追加ではなくこのような操作になっているらしい。

・Arch/Manjaro系

sudo pacman -S lutris

ManjaroのリポジトリはArchに比べて遅めの更新なので注意しましょう。

Lutrisをインストールすると, 依存パッケージとしてWine等が自動的にインストールされます。なのでWineを別でインストールしたりする必要はありません。

Lutrisから原神をインストールしよう

インストールしたLutrisを起動してみましょう。

ここにはまだ何も無いようだ

このような画面が表示されると思います.

右側メニューのSourcesグループのLutrisをクリックして上の検索バーからインストールしたいゲームを検索しましょう。今回は原神をインストールしたいので, “Genshin Impact”と検索します。

プレイ時間がカウントされているのは一回インストールして遊んだため

検索して出てきたゲームを選択し, 下の”Install”ボタンをクリックします。

ここでもInstallをクリック
/home/<ユーザー名>/Games/<ゲーム名>となっている

Lutrisを使ってゲームをインストールする際は基本的に上記のようなディレクトリ構成でインストールされます. ストレージ容量などの関係で変更たい場合はここで変更し, 良ければ”Install”をクリックしましょう。

インストーラをDLする?それとももう持ってる?

ゲームのインストーラをダウンロードするか持っているファイルを選択するか聞かれます. 特に理由が無ければ”Download”のまま次に進みます。次の画面ではDLが始まるのでトイレに行くなどして待ちましょう。

そして勝手に始まるインストール

ダウンロードが終わると勝手にインストール作業が始まります。不足するRuntime等もLutrisが勝手にインストールしてくれますこれがめちゃくちゃ楽。途中でWineが”Geckoが足りないけどインストールする?”等聞いてくるので”はい” “インストール”等をポチポチして次に進みましょう。

若干文字がかすれてるような…

原神のインストーラーが立ち上がったら, 「利用規約に同意する」にチェックをつけてインストールをクリック。インストールが終わると開くようボタンが表示されるので開きましょう。

そういえば彼岸イベント始まりますね

するとランチャー画面が表示されます。ゲーム本体のダウンロードが必要なので, “ダウンロード開始”をクリックし, 気長に待ちましょう。

ダウンロード完了

ダウンロードが完了しましたが, このままではまだゲーム本体を正しく起動させることができません。
一旦ランチャーを終了します。

ショートカットアイコンの作成の有無

デスクトップやメニューにショートカットを作成するか問われるのでこちらはお好みでチェックを入れて閉じます。

有志開発のパッチを適用しよう

このままでは正常に起動しないので, 有志が開発したパッチを適用します。

Krock/GI-on-Linux – NotABug.org

こちらをgitコマンドを使ってクローンします

git clone https://notabug.org/Krock/GI-on-Linux
ダウンロードしたディレクトリ

この3桁の数字のディレクトリはそれぞれ原神のバージョン向けのパッチとなっています。
現在の原神のバージョンは1.3.2なので132ディレクトリ内にあるパッチを適用します。

以下のコマンドを端末で入力することで, パッチが適用されます。

cd /home/<ユーザー名>/Games/genshin-impact/drive_c/"Program Files"/"Genshin Impact"/"Genshin Impact Game"/

Windowsはフォルダ名に半角スペースが普通に入ってるのでcdで辿る際に不便ですよね…

bash /home/canon/GI-on-Linux/132/patch.sh
bash /home/canon/GI-on-Linux/132/patch_anti_logincrash.sh

どちらも途中で”Accept? [y/n]”等聞かれるのでyを押しEnterを押します。

どちらも”Patsh applied! Enjoy the game.”と表示されたら成功です。

Lutrisからゲーム本体を起動する設定に変更

Lutrisのライブラリ画面で表示されているゲームを右クリックしConfigureを開きます。

Game optionタブのExecutableからゲーム本体の実行ファイルを選択します(デフォルトではランチャーが指定されている)。

変更をセーブし設定画面を閉じれば準備は完了です。お疲れ様でした。原神の世界に飛び込みましょう!

終わりに

如何でしたか?(定型文)かなり長くなってしまいましたが, この手順通り操作することでLinuxでも原神で遊ぶことが出来ます(そう出来る筈)。他のWindows用ゲームもLutrisを使うことでLinuxで動かすことができるかもしれませんし, 環境によってはWindowsで遊ぶよりも高フレームレートが期待できるという噂を聞いたりもするので, Linuxユーザーで原神などWin向けゲームが遊びたい人は是非試してみてください。

参考にしたページ

・Instalando Genshin Impact v1.3 no Linux – Youtube

コメント

  1. Gapashu より:

    これは知らなかったです!
    Virtual Boxとか仮想OSを使う方法ぐらいしかないと思ってたので感動しました!!
    Banされたりする可能性を除けばめっちゃ便利ですね!

  2. MAPGen より:

    Boot Camp→Mac→仮装ソフトDL内でLutrisをしているんですか?
    Macで動かしたいです

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