i3-wmを使おう! 【 Linux の ウィンドウマネージャー 】

Linux

どうも32xです。今回はAlter Linuxでも採用されているi3-wmに関して詳しく解説していこうかと思います。癖がある操作性なので人を選ぶと思いますがハマると他のウィンドウマネージャーが使えなくなるかも…?

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i3-wmとは

タイル型のウィンドウマネージャーです。Linux環境でよく使用されるxfce4やgnomeといったデスクトップ環境とは異なり、基本的にはウィンドウの管理のみを行います。ウィンドウマネージャーにはコンポジット型、スタック型、タイル型の三種類があり現在よく使用されているのはコンポジット型です。タイル型では基本的にウィンドウ同士が重なることがありません。例えばターミナルを2回連続で起動するとターミナルはこのようになります。

(少し表示がおかしいですが)最初に起動したターミナルは左にサイズを縮小して配置され、後から起動されたターミナルは右に配置されます。これがタイル型ウィンドウマネージャーの最大の特徴であり、魅力だと私は思っています。不便じゃないのかと思われるかもですが、ターミナルをよく使うなら意外と便利なんですよねこれ 私はもっとタイル型ウィンドウマネージャーの魅力に気づく人が増えることを願っているのでこれから簡単にではありますがi3-wmの使い方を解説していきます。

i3-wmの使い方

 

まず最初はターミナルの起動方法からです。これはwinキーとenterキーを同時に押すことで起動できます。標準ではターミナルは指定されておらず、一番最近インストールされたもの?(よく分かっていない)が呼び出されるのでcofigファイルからコマンドをお好みのターミナルに書き換えておくことをおすすめします。

次にアプリケーションランチャーの起動方法です。これがなければターミナルからしかソフトを起動できないので必ず何かしら入れましょう(依存関係でdmenuを自動で入れてくれることもあるけど、入れてくれない場合もあるので) winキーとdキーで起動します。私はdmenuを使用していますが、Rofiの方が使いやすいです。(Alter LinuxではRofiが最初から入っています)

次にウィンドウの操作方法です。何もせずにソフトを起動すると2つめ目以降からは右に整頓されていきます。winキーと任意の矢印キーでフォーカスするウィンドウを切り替えることが出来ます。winキーとShiftキー、任意の矢印キーでウィンドウの位置を入れ替えることが出来ます。

横方向ではなく縦方向に配置したい場合はwinキーとvキーを押した後にソフトを起動することで下方向に配置されます。

もう一度横方向に配置したい場合はwinキーとhキーを押します。

表示が乱れる等の問題でどうしてもウィンドウを自由に動かしたい場合もあります。その場合はwinキーとshiftキー、スペースキーを押すことでフロート表示(アプリケーションの要求するウィンドウサイズで、他と重なる表示を許す)に切り替えることが出来ます。

winキーとqキーを押すことでソフトを終了することができます。

ログアウトはwinキーとshftキー、eキーを押すと上に表示されるボタンを押すことで行えます。たしかここの表示も編集が可能なので機能を追加することもできるはず(うろ覚えですみません) i3-wmのリロードはwinキーとshiftキー、rキーを押すと行えます。

最後に

基本的な使い方とはいっても、これはあくまでも一例に過ぎないです。i3-wmはconfigファイルを編集することでキーバインドを自由に変更できるため、人によってはゴリゴリに弄っている方もいると思います。(私はデフォルトのキーバインドが合っているのであまり弄っていませんが)

configファイルの編集方法はもっと詳しく解説されているサイトがありますので省きますが、そこまで難しくないのでどんどん弄って自分好みに仕上げましょう。弄るのが面倒くさい人は最初から設定が煮詰められているAlter Linux i3版がオススメです。(露骨な宣伝)(内容薄くて申し訳ない)

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