わたすけです。
最近マイニングをしていて、マイナーがLinuxに対応していないせいで全然Linuxを使えていないのですが、ノートパソコンにはAlter Linuxのi3wmエディションを入れて使っています。RAM4GBにCeleron 3205U、おまけにHDDの雑魚スペでもかなり快適に動いてくれてよいですね。i3wmエディションなのに色々あって1学校Wi-Fiに接続するためにプロキシが必要で、Plasmaだとプロキシの設定が楽なのでPlasma入ってますが・・・
今回はログインの話
さて、今回の話題はこちら。Alter Linuxを使った人なら、(自動ログインを有効にしていない限り)ほぼ間違いなく見たことがあるであろう、ログイン画面です。
さて、この画像、いわゆるパスワード入力待ちの画面です。
使ったことがあればわかるかもしれませんが、起動直後は、まず「Enterキーを押すとログインできます。」という画面が表示されます。
ここから、Enterキーなり何なりを押すことで、最初の画像のようにパスワードを入力する画面に移動するんですね。
問題点
問題点です。といってもそんなたいしたものではないんですが、「毎回キーを押さないといけない」というのは非常に面倒です(個人差あり)。
ちょっと離席するために画面をロックして、戻ってきたらすぐにパスワードを入力する・・・
これが理想です。
また、デスクトップPCに入れたとき、一旦ロックしてしばらく放置するとモニターの電源が切れることがあります。このタイミングでキーを入力して、パスワードの入力受付が始まる前にパスワードを入力してしまい、「パスワードが違います」と怒られた経験、ありませんか?Windowsでは多発します。
というわけで、解消しましょう。このログイン画面はLightDMによって動作しており、Enterの入力を不要にするためには、LightDMのテーマをほんのすこし編集するだけで完了します。 編集すら必要なくなりました。
yayでテーマをインストール
このブログを書いていた時のこと。
「この手順、パッケージしてAURに載せれば楽じゃね?」という提案がありました。
自分はPKGBUILDを作る自身があまりなかったので、厳しいかもという解答をしました。
その後。
流石すぎる。
ということで、以下のコマンドでいけます。おそらく「パッケージが衝突しています。削除しますか?」みたいなことを聞かれるので、yを入力してください。
yay -S lightdm-webkit2-theme-alter-nosplash
多分これが一番楽だと思います。
コマンドでやる場合
多分これが一番楽だと思います。
一番ではありませんでした。「多分これが一番~」構文で、元ネタ通り一番ではなくなってしまう現象は久々に見た気がします。
Alter LinuxでLightDMのテーマを一切弄っていなければ大丈夫だとは思いますが、もしいじっていた場合はうまく動かない可能性があります。
sudo sed -i "s/#splash-screen {/#splash-screen {\n display: none;/" /usr/share/lightdm-webkit/themes/alter/css/splashscreen.css
手動で編集する場合
多分これが一番確実だと思います。
/usr/share/lightdm-webkit/themes/alter/css/splashscreen.css
を任意のエディターで、sudoをつけて開く(sudo nano
とか)- おそらく一番上の行に
#splash-screen {
と書かれているので、そのすぐ下の行にdisplay: none;
と追記する
/usr/share/lightdm-webkit/themes/alter/css/splashscreen.css
がこんな感じになっていたら成功です!
#splash-screen {
display: none;
width: 100%;
height: 100%;
(続く)
ログアウトなり画面のロックなりをして、動くかどうか確かめてみてください。
何をやったの
Enter入力待機画面を非表示にしました。
終わりに
ということで、Alter Linuxでログイン時のEnter入力待ちをなくそう!という記事でした。需要があれば嬉しいです。
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