挨拶
どうも、LUBS Fの開発者、kokkiemouseです。
今回はLUBS Fの使い方について簡単にまとめたいと思います。
LUBS Fって何?
LUBS FはFedoraベースのOSが簡単に作れるソフトウェアです。
AlterisoやLUBS Uを参考に作成しました。
仮想環境を使用せず、chroot上でdnfを動かして構築しています。(そのせいでSELinux非対応)
仮想環境を使用しないメリットとしてはライセンス問題対策です。
既存のFedoraのイメージファイルをいじるわけではなくdnfで必要最小限度のchroot環境を作ってそこで作業しています。
selinuxを使わないのであれば殆どのところがいじれます。(だからカスタマイズ性はものすごく高い。)
使い方
前提
実行するにはSELinuxが無効化されたLinux環境が必要です。(SELinux有効だとユーザー作成でコケます)
よくわからない人はAlterLinuxかSerene Linux Beta 8F使っておけばいいと思います。
必須ソフトウェア
Serene Linux Beta 8Fなら
sudo dnf install squashfs-tools xorriso git
Alter Linuxなら
yay -S squashfs-tools dnf libisofs curl git
足りないとこあるかもしれません。
実際に使おう
LUBS Fをダウンロードします。
git clone https://github.com/FascodeNet/LFBS.git
cd ./LFBS
設定ファイルいじるのは少し知識がいるらしいので今回はそのまま使います。
sudo ./build.sh -l ja serene
はい、これだけでSerene Linuxが完成します。
out/にisoが生成されます。
しかし、遅いなぁと思う方もいることでしょう。
高速化する方法があります。
これです。
sudo ./build.sh -l ja -w /tmp/lfbs serene
ただしRAMを食いつぶすので注意しましょう。(10GB以上必要です。)
最後に
皆さんでカスタマイズして楽しみましょう。
LUBS Fのご紹介でした。
余談
LUBS Fは僕が修学旅行に行った直後に開発が始まりました。
アイディア自体は以前からあったんですけどね….
受験生が何やってだか…
仕方ないか。
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