こんにちは、山田ハヤオです。
Arch Linux系のインストールなどの記事を見ると、だいたい最後のほうにyayのインストール方法が載っています。
yayはAURというユーザーが自由にパッケージを投稿できるリポジトリを使うためのツールです。
yayのインストール方法
yayのインストールは基本的に以下のコマンドでインストールできます。
cd
git clone https://aur.archlinux.org/yay
cd yay
makepkg -si
yayとyay-binの違い
でも!この方法でやるとyayをビルドするので時間がかかります。
わざわざgoをインストールして長いビルドを実行するのは結構面倒です。
なのですでにビルドされていうバイナリからインストールしようというのが今回の記事です。
AURのyayパッケージの代わりにyay-binを使います。
Archのパッケージには簡単な命名規則があります。
-bin
で終わる場合はすでにビルド済みのバイナリ、-git
の場合は開発版をGitから取得する、といった具合です。
yayも同様で、yay-git
なら開発版を、yay-bin
ならビルド済みのバイナリを入れられます。
yay-binのインストール方法
yay-binのほうがインストールも速いので、こっちを使いましょう。
cd
git clone https://aur.archlinux.org/yay-bin
cd yay-bin
makepkg -si
おまけ
yayのmakepkgの実行時間
makepkg -s --noconfirm 42.85s user 9.98s system 83% cpu 1:02.90 total
yay-binのmakepkgの実行時間
makepkg -s --noconfirm 4.29s user 3.03s system 77% cpu 9.428 total
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