自動運転バス試乗体験

店長の日常

現代技術ってすごいんだな、Tマート店長です。

自動運転バス乗ってきました。


こちらは、自治体と群馬大学のCRANTS1群馬大学 研究・産学連携推進機構
次世代モビリティ社会実装研究センター
が共同研究している「バスに代わる新しい交通ネットワークの導入」、今回はそれの実証実験だそうで、今回は特別に体験モニターとして試乗してきました。




具体的な目的とかは知りませんが、コミュニティバスの本数とか増えるんじゃないんですかね(((殴蹴

でもバス運転手が不足しているのは社会問題ですし、基幹バスが自動運転化、もしくはアシスト運転化になればバス運転手の負担も軽くなるでしょうし、それによる増便も期待してます。




話を変えまして、自動運転レベルについての話にしましょう。


「自動運転レベル」ってなんぞや?って私もなりました。

日本においての自動運転の定義は、米国SAE International2Society of Automotive Engineersの略称。1905年に設立した団体が母体としたあらゆる乗り物の標準化機構の定義を採用しているとのことで、その定義[pdf]によると、

  • レベル0 – 運転自動化なし
  • レベル1 – 運転支援
  • レベル2 – 部分的運転自動化
  • レベル3 – 条件付運転自動化
  • レベル4 – 高度運転自動化
  • レベル5 – 完全運転自動化

まあ赤アンダーバーは「運転支援」であり「自動運転」とは言えないそうで。

レベル0はいわゆる普通の車です。なんもない。


レベル1は車線逸脱を検知してハンドルを戻すシステム、前の車両と一定距離を保つために加減速をするシステムが連携しない技術。


レベル2は上のシステムが連携し、走行時は追尾と車線補正が可能。また渋滞時の追尾を支援してくれる。

金曜ロードショーのCMで見る、スバルのアイサイト・ツーリングアシストはレベル2に該当します。


レベル3は高速道路等の特定エリアにおいて、車が交通状況を把握しドライバーに代わり運転に関する全ての操作を行う。ただ、緊急時や自動運転が不可になった場合に備えて、必ず運転席にいる必要がある。


レベル4はレベル3同様に特定エリアで全ての操作を行う。また、緊急時の対応もしてくれるのでドライバーの運転操作はもはやいらない。


レベル5は完全運転自動化。エリアなんて関係ない。ハンドルやブレーキペダルなんて必要なし。目的地を指定したらゲームしようが寝ようが自由。


レベル5は完全体ですね。ザ・ミライ。


今回試乗したバスのマシン性能はレベル4まで対応しているとの説明でした。流石大学。








ですが、






現時点での日本の法律上、自動運転レベル3まで公道走行が可能と・・



まあ危険性が残っているという点では致し方ないのでしょう。

そのため、今回の試乗では自動運転レベル2での走行となりました。運転手はハンドルから手を浮かせてたのでレベル3の要素も入ってると思いますが。



肝心の乗り心地ですが・・








すげー低速

あまり住宅地では感じませんでしたが、幹線道路ではおっそって感じましたね。そりゃそうです、30km/hでの走行でしたから。

あくまで実用に向けた試験走行。リリースでいうならβ版でしょうか。RC版じゃないので仕方ないですね。

でも普通の人間の運転と遜色は無かったですね。手元の映像消されて「どっちだ」ってされたらわかりません。



あとこういう自動運転関連で気になったのが、映画でよくある「乗っ取り」。


自動運転システム奪って犯人の思うまま遠隔で走らされたりだとか。そういう心配は無いんですか。って聞いたところ、

「自動運転システムはバス内部で完結してるし、GPSの位置情報以外の通信はしてないから大丈夫」と。



そんなわけで約10分ほどの周遊をしてきました。バスの写真は撮影NGだったので無いですすみません。



他にも自動運転では無いけれど、電動スクーターの試乗体験もありました。最高速は5.5km/hと人の速歩きと同等ですが、2時間の充電で16km走ったりするそうで。

scoo-fh03.jpg
画像押すと公式サイトに飛びます。


また驚いたのは、

分類は「電動車いす」だから道交法上は「歩行者」な点。だからこれでお店に入って買い物もできる・・

説明してくれた群馬大学の学生さんは「僕はこれで大学内移動してるよ。すげー楽」と・・


価格は税別38万円。老後に買います。




そんなわけでミライを感じてきました。これ実際に運用される日を待ってます。



余談:もう1台、低速の電動バス(手動運転)あったんですがAC100Vでびっくりしました。

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