【小技】ArchやAlterのmakepkgでwgetを使う

ArchLinux

こんにちは、山田ハヤオです。

店長のメインブログとは別に技術的な小技集のようなものを書いていこうと思います。

なのでもしかしたら一日に記事が複数投稿されることになるかもしれません。

そんなわけで、いってみよう!(ドナルド風)1ドナルド・マクドナルドの昔のセリフです。ネタが古いです。

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curlとwget

curlwgetもファイルをダウンロードしたり相手サーバに問い合わせたりするLinuxのコマンドラインツールです。

curlはより汎用的なツールでwgetはダウンロードに限定したもの…というイメージが有ります。

makepkg

これは解説すると長くなってしまうので割愛します。情報量が多いArchWIkiをご覧ください。

設定を変更する

makepkgではデフォルトでcurlを使うのですが、ダウンロードの進捗状況が見にくいのでwgetに変えようと思います。

設定ファイルである/etc/makepkg.confの上の方にこのような記述があるはずです。

DLAGENTS=('file::/usr/bin/curl -gqC - -o %o %u'
          'ftp::/usr/bin/curl -gqfC - --ftp-pasv --retry 3 --retry-delay 3 -o %o %u'
         'http::/usr/bin/curl -gqb "" -fLC - d--retry 3 --retry-delay 3 -o %o %u'
         'https::/usr/bin/curl -gqb "" -fLC - --retry 3 --retry-delay 3 -o %o %u'
          'rsync::/usr/bin/rsync --no-motd -z %u %o'
          'scp::/usr/bin/scp -C %u %o')

これを以下のように変更します。

DLAGENTS=('file::/usr/bin/curl -gqC - -o %o %u'
          'ftp::/usr/bin/curl -gqfC - --ftp-pasv --retry 3 --retry-delay 3 -o %o %u'
          'https::/usr/bin/wget -Q 0 -O %o %u'
          'http::/usr/bin/wget -Q 0 -O %o %u'
          'rsync::/usr/bin/rsync --no-motd -z %u %o'
          'scp::/usr/bin/scp -C %u %o')

httpプロトコルとhttpsプロトコルでwgetを使用するように変更できました。

実際にダウンロードサイズが大きいパッケージ(google-chrome)などで試してみると良いでしょう。

もし何か問題が発生した場合は元の記述に戻して下さい。

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