前書き
前回の記事で
店長のメインブログとは別に技術的な小技集のようなものを書いていこうと思います。なのでもしかしたら一日に記事が複数投稿されることになるかもしれません。
と言いましたが店長が忙しくて記事を上げられ無いそうなのでもう一つ小技を投稿しようと思います。
AlterLinuxをNVIDIAのGPU上で使う場合、そのままでは簡易的なドライバしか入っていないのでしっかりとしたドライバを入れる必要が有ります。
そのインストールの仕方を解説しようと思います。
ハードウェアを確認する
まずは自分のマシンがNVIDIA製かどうかを確認します。
bash -c "if [[ -z '$(lspci | grep -e VGA -e 3D | grep 'NVIDIA')' ]]; then echo 'ドライバを入れる必要は ありません'; else echo 'ドライバを入れる必要が有ります'; fi"
上のコマンドは簡単なシェルスクリプトです。
ドライバを入れる必要が有ります
と表示されたら次の手順に進みましょう。
ドライバを入れる必要はありません
と出た場合はYouTubeにアクセスしてサンセットの動画を見ましょう。
インストール
まずは最小限のドライバをインストールします。
ArchLinuxとはわずかに手順が異なりますので注意してください。(ArchLinuxでは追加の手順が必要です。)
以下のコマンドを実行します。
sudo pacman -S nvidia-dkms
これでドライバがインストールされますがまだ設定等のツールがありません
なのでGUIのツールを入れる必要が有ります。
GUI設定ツール
yay -S nvidia-system-monitor-git extra/nvidia-settings
このコマンドで設定ツールとGPUのシステムモニターがインストールされます。
システムモニターはAURと呼ばれるリポジトリから取得するので自分でビルドする必要があります。
全部自動でやってくれるので気長に待ちましょう。
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