超キレのいいシンセベースを初心者でも簡単に作ってみる【EDM】

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はじめまして!FascodeNetworkの音楽担当、ときえのきです。
今日もEDM製作とプログラミングを同時進行している変態です。

というわけで今回は!(唐突)タイトルの通り、作曲初心者向けに超キレの良いシンセベースを簡単に作ってしまう方法を解説します!
そんじょそこらの人が教えているフワァ…ってやつではなく、ガチガチのEDM向けです。


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必要な機材

こんなもんかな?僕がお金をかけたのはシンセだけですw


完成像

まずはこちらの曲をご視聴ください。

[Linux & Music]NET NEET / Tokienoki ft.MIKU Hatsune
NETNEET/ときえのき feat.初音ミク

この曲に実際に使っているベース音を今回は作っていきます

ちなみに、この曲のSuperSaw(主役の音)の作り方はこちらにあります↓

https://blog.caramelos.xyz/music/supersaw/

本題に戻りますが、この曲のサビの部分の、

普通にサビを再生した状態

この音になります。電気そのままの音って感じで好き。

ベースのみの音

ちなみにSuperSawと同時に再生するとこんな感じ。

ベースとシンセのみ (いやベースもシンセだし!)

では早速作り方です!


さあ、作ろう。

EDMの楽譜は超簡単

まずは楽譜を打ち込んでいきます。
この手のEDMのベースの楽譜は、ほとんど何も考えなくても大丈夫なくらいシンプルです。

楽譜
楽譜

16拍子でルート音を直線につなげているだけです。
ほら、簡単でしょ?
というわけで、音作りに入っていきます。

シンセサイザーを召喚

お手持ちのシンセサイザーを用意してください。
僕の場合はSylenth1でいきます。
プリセットは今回は使わないので初期化します。

初期化したSylenth1
初期化したSylenth1

この状態で、このような音が鳴るはずです。

もはやビープ音

こんな音のどこがいいんだか。シンセそのままの音です。

ベースの音作り用に初期設定みたいなことをする

まずは、画面左上にあるPOLYPHONYの値を最大値(16)にしてください。
これは音の最大出力数で、意図が特になければ高いに越したことがないです。
次に、画面中央上にあるアンプエンベローブ(AMP ENV A)というところにあるADSRパラメータのRの部分を少しだけ伸ばします。
これにより、音の最後が少しだけ伸びます。
現在、このような画面になっているはずです。

音は変わっていない
音は変わっていない

次のステップから、実際に音を弄っていきます。

まずは汎用的なベース音を付けてみよう

いよいよ本当に音作りをします。

まずは、OCTABEという場所の数値を-1にしてください。これにより、音が一オクターブ低くなります。
次に、デフォルトの波形がSawになっていると思いますが、こいつをPluse(四角)にしてください。
そして、DETUNE(音の太さ)を0じゃないけどほぼ0に近いくらいにわずかに動かします。
そして、STEREO(音の広がり)がデフォルトで最大になっていると思いますので半分くらいに落とします。
最後に、VOICES(ボイシング、音の個数)を最大にします。
これで、汎用的に使えるとりあえずのベース音にはなりました。

とりあえずそれっぽい音は出る
とりあえずそれっぽい音は出る

ここでの音はこんな感じです。

電子音ー!!

思ってたのと違うって?後で治しますよ^^

EDMらしい音を追加する

次に、2つ目のオシレーターを使って、EDMらしい感じのベース音を構築していきます。

オクターブはそのままです。
WAVE(波形)をSaw(ノコギリ)にしてください。
PHASE(位相)を中間くらいまで上げます。音が若干ズレてカッコよくなります。
そしてまたDETUNEをわずかに上げます。
今回はSTEREOは最大のままです。

音の原形の完成
音の原形の完成

この時点でこういう音が出ます。

電子音

あぁ^~!電気の音^~!!!
ここからは音のカスタマイズに入っていきます。

シンセの醍醐味はカットオフ!?

カットオフという、特定の周波数の音をカットする設定を行います。
これにより、先ほど目立っていた高音をある程度削ることができます。
画面左中央にある、FILTER Aという項目を弄ります。

(HARDOFF…じゃねえや)CUTOFFの値を中央より少し上くらいに、そしてRESONANCE (レゾナンス)の値をまあまあ上げておきます。
レゾナンスを上げることにより、電子音らしいウネリの聞いた音が聞こえてきます。(上げすぎると耳が痛い)
そして、Sylenth1ではいろいろな方法でのCUTOFFができるのですが、今回は高音域をカットしたいので、TYPEの部分をLowpassにします。

FILTER Aのすぐ下にある、FILTER CONTROLの値も同じようにします。

大分近づいてきた
大分近づいてきた

この時点でこのような音が出ます。

電気の集合体

まあまあ近づいてきたのではないでしょうか?

印象が180度変わるEQ

次に、音を最終調整するためにEQ(イコライザを使っていきます。)
先ほどLowpassを使用して高音域を削りましたが、EQではもっと細かく設定することができます。
お手持ちのEQを準備してください。
私は、使用しているDAWに無料で付属しているReaEQというものを使用していきます。

ReaEQ
ReaEQ

次に、ざっくり30Hz以下と2.5kHz以上をカットします。
ここでカットする音域のベストは作りたい曲によって変わりますので、各自の耳で調整してください。

設定した画面
設定した画面

この時点でこのような音が出ます。

いい感じ!

段々それっぽい音が出るようになりましたね!

EDMと言えばこれっしょ!必殺サイドチェイン!

これが今回の音作りにおける最大の肝です。
これがないとEDMは成り立ちません。多分(´・ω・`)
サイドチェインを使います。
超詳しい解説はこちらのページにあります。

簡単に言えば、ドラムが鳴っている間に音を小さくして音の衝突を避けるものです。
これを実現するには、SimpleSideというVSTプラグインを使用します。
もちろん無料!

SimpleSide
SimpleSide

そうしたら、右クリックで新しいポイントを作れますので、だんだんと下から上に上がる感じにしてください。(圧倒的語彙力不足)
そうしたら、BLEND(適用率)を8.5くらいにしてください。(音の85%をカットします)

サイドチェインがかかった状態
サイドチェインがかかった状態

このような音になります。

本格的にそれらしい音

ここまで出来たらあとは最終調整のみです!

やっぱ最後はこれだよね

リバーブで空間演出をします。
ベースだからと言ってケチりません。
こうした方が音が広がって綺麗に聞こえるのです。
私はReaperに標準で付属しているReaVerbを使います。

ReaVerb
ReaVerb

そうしたら、プリセット一覧からbad crunchを選び、Wet(リバーブした後の音量)を-25~-30程度にします。

音響設定後
音響設定後

これだけで完成です!ほら、簡単でしょ?


完成

完成した音源をもう一度置いておきます。

完成した音源

音質も聞き心地もマッチ感も最高ですね。

最後に宣伝させて

ときえのきの曲はこちらのページから全曲無料で聞けます。

[Linux & Music]NET NEET / Tokienoki ft.MIKU Hatsune
今回作った音源を実際に使用している曲

ときえのき個人のブログはこちら
こんなにいっぱい宣伝したらここの管理人に怒られそう(´・ω・`)

最後までありがとうございました!

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