こんにちは、山田ハヤオです。Androidといえば何を思い浮かべますか?普通の人はスマホを思い浮かべると思いますが、今回はパソコンでAndroidを動かしてみようと思います。
パソコンでAndroid動かせるの?
AndroidもLinuxの一種です。なので当然パソコンでも動かすことができます。
Android x86はAndroidをx86上で動作させることを目標にしているプロジェクトです。
そんなAndroid x86がついこの間 9.0 rc21rcはリリース候補という意味がリリースされたのでVirtualBox上にイントールしてみました。
Android x86をダウンロードしよう
こちらの公式のダウンロードページからandroid-x86_64-9.0-rc2.isoをダウンロードしてください。

仮想マシンを作成しよう
この記事を参考に仮想マシンを作成してください。設定の値は以下のようにしました。ホストの性能と相談して決めてください。
メモリ→4GB
プロセッサー→4コア
ビデオメモリー→128MB
HDD→32GB


DVDに先程ダウンロードしたイメージファイルを選択し、いよいよ起動です。
インストールをしよう


起動すると、まずはこの画面が表示されると思います。
放置しているとこのまま起動が始まってしまうので、下から二番目の「Installation – Install Android x86 to Harddisk2HDDにAndroid x86をインストール」を選択してください。
すると、黒い画面に白い文字で変な文章がダァアアっと出ます。Linuxっぽいですね。
それもまたすぐに、以下のような画面になります。


上の英語を翻訳すると「Androidx86をインストールするパーティションを選択してください。」となります。
実機の場合は注意しながら作業を進めていきますが、仮想環境なので構わずどんどん進めてください。
「Create/ Modity partitions」を選択すると今度は下の画面になります。


これは「GPTを使いますか?」という質問です。
今回は「No」を選択してください。


すると、このような画面になります。初めての方はここでつまずきます(わたしがそうでした。)
ここでパーティションを作成していきます。
「New」を選択してEnterを押してください。


そのまま「Primary」を選択してください。
下の画面が出るまで2回くらいEnterを押してください。(スクショ撮り忘れ)


すると最初と似たような画面になります。ここで「Bootable」を選択してEnterキーを押してください。


すると「Flags」の部分に「boot」と加わります。これを行わないと起動できません。
その後。矢印キーで「Write」を選択してEnterを押してください。


ここで最終確認です。「yes」をキーボードで入力してEnterキーを押してください。


最初の画面に戻るので「Quit」を押して終了してください。


すると最初の画面に戻ります。一番上のsda1
を選択してください。
(右にあるunknownは決して「ウンコノン」ではありません。「アンノウン」です。)


先程選択したパーティションをフォーマットします。Linuxの慣例に従ってext4
を選択してください。ntfs
やfat32
はWindows用のものなので通常はLinuxでは使いません。


フォーマットの確認が出ます。翻訳すると
「あなたはsda1をext4にフォーマットするように選択しました。パーティションの全てのデータは削除されます。sda1をフォーマットしてもよろしいですか?」
となります。仮想環境ですので構わずYesを押してください。


フォーマットが終わるとこの画面になります。翻訳すると
「Grubをインストールしますか?」
となります。他のLinuxとデュアルブートするなら必要ありませんが、今回は単独でインストールするため必ず「Yes」を選択してください。
ここで「No」を選択すると最初からやり直しになります。


インストール工程ももう終盤です。何やら長い英語が出ますが日本語にするとこうなります。
「/system を読み書きできるようにインストールしますか?/systemを読み書きできるようにすると、デバッグが簡単になります。しかし、それにはより多くのディスクスペースが必要になり、インストールはより多くの時間を必要とします。」
これは開発者向けのものになります。Androidを弄り倒したかったら「Yes」を選択してください。通常は「No」で問題ありません。


インストールが開始されます。マシンスペックにもよりますが気長に待ってください。
インストールが終わったら「Reboot」を選択してください(スクショを撮り忘れました。)
インストール完了!
お疲れ様でした。これでインストールは終了です。記事が長くなってしまったので設定編は次回にしようと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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